美容室から生まれた顧客の施術管理システム

28年前に美容室を開店させた時から、お客様のカルテを写真で残したいと願っていました。
その当時のハードディスクは10メガ(フロピーディスク10枚分)で20万円の費用がかかりコンピューターでの管理は夢のまた夢。
写真印刷には写真屋さんでネガから焼く状況で、時間と費用がかかりそれも現実では無い状況…..

数年後にデジタルカメラが発売され、なんとか写真をフロッピーディスクで管理できるようになりましたが、費用が1台10万円。お客様にスタイルをお見せするにはテレビが必要で小型のテレビがまた10万円。

セット面にすべてテレビを備え付け、デジカメも3台用意して、締めて80万円出費でした。

その後、デジカメも安くなり、写真を印刷するプリンターも手に入りやすい価格に、その後10年ほどの歳月が過ぎました。

店舗が複数になると、店舗を行き来するお客様の対応為にデジタル写真をコンピュターで管理できないかと模索。

ベンダーにシステムを開発してもらえないか相談すると数千万円するとの回答。無理です。

何かいいアイディアはないかと、悶々と過ごしたまた10年。

iPhoneが発売。

その後、evernoteが登場。(これはクラウド上にデーターを管理するシステムでocr機能がついたその当時は夢のようなシステム、それも無料で使える状態で。)

iPhoneとevernoteがあれば簡単に顧客管理が写真でできる、なおかつ店舗を横断しても使えるシステムが低価格で実現できる、素晴らしい。

今でも、「手書き、顧客管理、evernote]と検索をかけるとその当時の書いたブログが最初のページにヒットします。

色々なアプリをキッティングして顧客管理システムを構築してきたわけですが、やはりどこか使いづらい点が残り、完璧な状態ではありません。

それでも弊社美容室ではスタッフが使い、無くてはならないシステムに成長はしていました。
お客様がご来店前に前回の状況が写真で確認できるということは、記憶を万全の状態でお迎えでき心配事が少なくなる感じです。
また、担当が変わる場合も前回が見えるとお客様も安心できるようです。
常連様は数年から十数年の記録が写真となっているので昔話にも話が咲き大変喜ばれています。

ここまでが素人がなんとか構築して使ってきたシステムの話です。

次の出会いが新たなシステムを生み出す要因になりました。

私ごとですが、息子が中学生になる時、プログラムを基礎知識を与えたいと思い教えてくれる教室を探していました。その時は宇都宮市ではプログラミング教室は存在せず、東京まで行かなければない状態です。

幸いのことに私のビジネスパートナーが現役のプログラマーを紹介してくださり、弊社でプログラミング教室を作ることにしました。

上田先生との出会いです。

学習塾は経営していましたが、プログラミング教室は初めてのことでどうしようかと悩んでいたところ、宇都宮大学の教授を紹介していただき、ご指導をいただいたことで方向性が見え開講に至りました。

小学生から高校生までのプログラミング教室、「JoyTech ACADEMY」の誕生です。

生徒たちはロボットを制御するプログラムから、ラズベリーの制御、ホームページの作成などと数ヶ月でものすごく成長して驚かされるばかりの状態です。

息子も毎週楽しみにしているようで、楽しみながら勉強しています。

そんな彼らを毎週お迎えがてら見ていたところ、クラウド上でのデーターベースの構築を学び始めたのです。

もしかして私の欲しい、クラウド上で管理できるデーターベースを作ってくれかも。

上田先生に聞いて見ました。

先生曰く、「簡単にできますよ。」

次の言葉が、「子どもたちと作りますか?」

私の要望は、手書きでメモ、写真、テキストファイル、お客様の情報を数十年分ストック。

レスポンスも営業中にストレスなくできる状況。

先生曰く、「できますよ!」

数週間後、試作品を見せていただいた時、私の理想がここにある感じでした。

上田先生の作品に子供達が少しお手伝いをさせていただいた状況ですが、子供達の未来には意味があるように思えます。

このような形で「サロンカルテ」が出来上がったことに考え深い思いがあります。

私の長年の夢がこのような形で実現したことは、感謝仕切りです。

次は何を作ってもらおうか、一緒にどんなビジネスができるのか楽しみです。